CD-Rにこだわってみる。。。 |
「自分達の演奏を録る」「自分のミックスディスクをつくる」「日頃持ち歩く為、お気に入りのアルバムをまるまるコピーする」「気に入ったアルバムを友達にプレゼント」などなど、最もお手軽なメディアがCD-R。ならば、できるだけ<良い音>で録っちゃおう、というのがAVファン。。。
コピーには、民生用あるいは業務用CDレコーダーを使う方が多いです。
そして次にこだわるのは、そう、CD-Rブランクディスクです!
ディスクによって、音はコロコロ変わります。。。というわけで、当店お奨めのCD-Rのご紹介です!
■視聴に使用したディスク→『OPUS3 2005Showcase(デモディスク)』
スウェーデンの高音質オーディオファイル向けレーベル≪OPUS 3(オーパス3)≫のデモディスクによる音質比較をしてみました。オーパス3は、ニュートラルな音質とトランスペアレンシーな音場空間が特徴のレーベルで、海外のオーディオファイル御用達です。
試聴に使用した曲は11曲目の合唱曲「Across the Bridge Of Hope」。。。
★CDR-A80CP ¥110(1枚・税込)
(for Audio ※民生用CDレコーダーで使えます)
ソロで歌う声とホール感が一体となっていて、非常に聴きやすい音。空間の深さ、広さは程よく、欲張っていない感じが良いです。『ホールの雰囲気、気配、響きと音像の一体感』は凄くて、声が、すっかり、周りの響きと一緒になるので聴いていて安心感があり、楽に聴いていられそうなパフォーマンスです。『ハイ・ファイ』度をむやみに要求しない方には良いディスクだと思います。良い意味で『音楽に浸れる音』です!
★CDR―A80GP ¥210(1枚・税込)
(for Audio ※民生用CDレコーダーで使えます)
これ、以外に、興味深い音です。
ソロで歌う声とホール感が一体となるというよりも、ホールの響きと声が一緒にならず、良い意味で、それぞれ独立しています。声のシームレスさや声色が良く聴き取れ、歌っている人の声の魅力がビシンビシ伝わってくる感じで、後半合唱と重なる部分でも、歌っている人の声の魅力が全く衰える事がなく、非常に好感を持てます。
このディスクは、他の2枚と傾向が違う感じ。。。ある意味、ソロの楽器やボーカル等がメインの音楽を好む人には良いかもしれません。反面「演奏全体の一体感」を重視すればやや違和感を感じる方もあるかもしれません。
★CDR-74MY ¥380(1枚・税込)
(マスター用※業務用CDレコーダーで使えます)
傾向は≪CD-R for Audio(ceramic)≫と似ていると感じます。それをもっともっと音を細かく細かくして、フッと空気中に浮かせたような感じです。もしも『音』がいくつもいくつもの空気の固まりになってサンタクロースが担いでいるような袋に入れることが出来たとして...。『音』を詰め込んだ袋の口を丁寧にあけて、音を一掴み握り、空気中にサッと撒いたらこんな音がすると言うような音です。
声の消える瞬間まで感じる事が出来るくらいノイズレベルも低いです。サウンドステージの深さ、高さ、広さ、は充分にあり、空間の密度感もあります。価格という意味ではなく、『良質なパフォーマンスを持つオーディオシステム』を持っている人なら、このディスクはとてもとても良い素材になることでしょう。
常時、当店で購入できますので、ぜひお試しください★