最新AVアンプを使ってみました☆DENON&MARANTZ編 |
この価格帯の製品は、これからホームシアター、リビングシアター、またはリビングオーディオを構築しようとされる方々に人気で、各メーカーも強力な製品を投入してきます。
土曜・日曜にイベントを行いましたSONYはSTR-DN1040(定価65,000円/税別)という超コストパフォーマンスの新製品を発売!
いずれご紹介いたしますが、相当な実力機です。
さて今回は、DENON AVR-X2000(定価80,000/税別)とMARANTZ NR-1604(定価80,000/税別)です。
両者はディーアンドエムホールディングス㈱のブランドで、GUI(設定を行う画面)のデザインなど、共通する部分もある製品。ですが、特徴はそれぞれ違っているのです。
DENON AVR-X2000!
この価格でこんな分厚い包囲感にサラウンドを再生できてしまうことに驚きのアンプです!
映画のセリフも厚みのある音で映画っぽく再生されます。
余裕のあるアナログパワーアンプ部の設計もかなり効いていると思われ、購入後の満足感はきっとかなりのもの!やはりこのアンプを使うなら、“映画”再生を中心に楽しまれる方がピッタリではないでしょうか。
オーバーレイのGUIも非常に見やすいです。
スマホを使ったアプリの操作も簡単です。
MARANTZ NR-1604!
薄型なのに持ってみると結構ずっしり。
8万円台の薄型アンプを造り出してこれで3代目。
オーディオアンプを造ったり、B&Wのスピーカーを輸入するマランツらしく、中庸なバランスの音は、リビングシアターだけではなくリビングオーディオでも力を発揮すると思います。
お薦めです!!
例えば。
純粋に2本のスピーカーだけを使ってインターネットラジオを聴いてみました。
このときも、中低域はしっかりとして、ちゃんと、“ピュアオーディオの音”がするのです!
一方、シアタ-ルームに入れてサラウンドとなると、DENONに較べて映画的凄みや包囲感はややおとなしく。「すごいな!」って感じではなく、「バランスが良いねっ!」との印象です。
しかしなんといってももうひとつの強みは薄型ボディ。
上質なローボードの中にもカッコ良く納まる様は、美しいです。
代々製品を納品してきても、収まりの良さには感動です。
背面の端子類も綺麗に整理されています。
テレビのあるリビングで良い音でテレビ放送や音楽を楽しみたい。
映画やライヴのブルーレイをリビングで気楽に楽しみたい。
こんなシチュエーションにぴったりのアンプです。
各社様々なAVアンプを発売していますが、それぞれ“特徴”があります。
皆様のリビングやシアタールームにどんな製品が合うか、アドバイスさせていただければ嬉しいです。
ぜひご相談ください☆