7/26(土)27(日) ゴールドムンド試聴会! |
第一回の講演から、試聴室がほぼ満員となる程の大盛況となりました!
ご来店誠にありがとうございました。
ゴールドムンドは、スイス・ジュネーブに本部を構えるオーディオメーカーで、コンピューターを用いた徹底的な計算を通じて高音質を追及しているのが特徴です。そのため、スピーカーの筐体の設計は、専用演算コンピューター「プロテウス」で行われます。最初はターンテーブルの販売からスタートして、アンプ、CDプレーヤーと徐々にその販路を拡大していきました。そんなゴールドムンドの名が世に大きく広まったのは、ニューヨークモダンアート美術館(MoMA)にて、スピーカー「Apologue」が展示された時でした。その音質、表現力が高く評価され、一躍ゴールドムンドは躍進しましたが、Apologueは非常に大きく、セッティングにも手間がかかり、価格も一般のお客様には到底手が出ないほどのものでした。
そこでApologueの音質を一般のお客様にもお届けするべく、30年の研究の末に完成したのが今回お披露目された新製品「ProLogos」(定価:¥6,500,000/ペア・税別)です。これはアクティブスピーカーで、スピーカー内にパワーアンプがあり、プレーヤーとプリアンプから送られてきたデジタル信号をここでアナログ信号に変換し、音として出力することで、音質の劣化を抑えよう、という発想で開発されたスピーカーです。その音は、極めて音の特徴の再現性が高く、規模の表現も難なくこなす、優れたものです!大人数のオーケストラやビッグバンドも余すことなく表現し、小規模の演奏でも一人一人を繊細に描き分けます。弦を爪弾く感触も、ピアノの底がある力強い音もきちんと表現し、ボーカルも張りがあって広がりが美しい、素晴らしい表現力を見せてくれました!
使用されたプレーヤーは、ユニバーサルプレーヤー「Eidos 36U+」(定価:¥3,000,000/税別)です。これはブルーレイディスクからSACD、通常のCDに至るまで、あらゆる媒体を高音質で再生することができます。傑作機「Eidos Referense Blue」の技術を応用して、媒体を選ばない表現力が達成されました。また映像にも対応しており、3D再生にも対応しているため、ホームシアターにおいても高い能力を発揮します。
プリアンプ「Mimesis 16.5」(定価:¥5,000,000/税別)は、正確にはデジタルプロセッサーと呼ぶべき製品で、プレーヤーからスピーカー内のパワーアンプへ、デジタル信号を橋渡しします。ホームシアターにも対応しており、扱える最大チャンネル数は、その名の通り16チャンネルです!USB端子によるPCからの入力も可能で、Youtubeの音声を再生したところ、通常のCDにも劣らない情報量と表現力で再生してみせ、多くの方が驚かれました!また、このアンプが中心になって動作しているのが、ゴールドムンドのオーディオシステムの中核を担う時間軸・位相調整プログラム「レオナルド」です。本来は低域・中域・高域全てが一つで伝わるべき音が、スピーカーから出力されるとそれぞれバラバラになってしまうことに着目し、デジタルによる制御でそのズレをなくすことを目指して開発されました。今回の試聴会ではプログラムを適用する前と後の比較がなされました。適用されると、一気に音の数が増え、メリハリがよりつくようになりました!このプログラムによる調整が、ゴールドムンドが誇る高い音質を支えているのです!
このオーディオシステムの根底にあるのは「高音質CDのみならず、思い出のCDを、思い出と共に高い音質で再生しよう」というコンセプトです。そのためにD/A変換が限界までスピーカーに近い場所で行われ、コンバーターも高い品質のものを使用して、品質が決して高くはない音源でも、驚くほどの高い音質で再生することができるのです!そして、機器の調整は全てゴールドムンド側で完了してしまうため、お客様はボタン一つでシアターもオーディオもお楽しみ頂くだけで良いのです!