11月22日(土)23日(日) TAD-CE1試聴会! |
試聴室には常に人が絶えず、部屋の外でのお話も大いに盛り上がりました!
ご来場された方、誠にありがとうございました。
TAD こと ”Technical Audio Devices Laboratories”は、プロ向けの音響機器の製造販売からスタートしたオーディオメーカーで、コンサート用のスピーカーで広く知られるようになりました。それ以来、一般のオーディオ愛好者向けにも商品を販売しており、その緻密な表現には定評があります。
今回登場したのは、新たに発表されたばかりの、「Compact Evolution One」シリーズの第1号機、「TAD-CE1」です。一番の特徴は、TAD独自の「Bi-Directional ADS」システムです。これは、バスレフポートをスピーカーの両サイドに配置するという、斬新な発想で開発されたもので、ブックシェルフ型スピーカーの枠を超えた豊かな音を、このスピーカーにもたらしています。
その音は、非常に鋭く、迫力がある印象でありながら、優しい表現も併せ持つ、とても高い表現力を持ったものでした!ピアノの音を再生すれば、鍵盤を叩く瞬間の衝撃ははっきり伝わり、弦楽器を再生すれば、弦から音があたり一面に広がっていきます。オーケストラを再生すると、大人数がはっきり感じ取れて迫力満点です!その一方で、ボーカルを再生すれば、声がしっとりとして、優しく広がるのです。
強い表現も、繊細な表現もこなせる、表現の幅が広いスピーカーです!
講師の中島氏による、適度にユーモアを交えたお話も好評を博し、非常に賑わった試聴会となりました。
今回使用した「TAD-CE1」は、常設が決定致しました!今回来られなかった方も、どうぞお楽しみに!