2月28日(土)3月1日(日) JVC D-ILAプロジェクター "4K e-shift"の魅力を探る |
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今回のテーマは、「JVCの4Kプロジェクターをいかに使いこなすか」となりました。JVCのD-ILAプロジェクターには、レンズ調整から色調整に至るまで、豊富な設定項目が用意されています。その中でも、「クリアブラック」と呼ばれるものは、暗い背景に限らず、輪郭をより浮き立たせる効果があります。くっきりとした映像が売りの映画なら、このオプションが最も効果を発揮します。

JVCのプロジェクターが力を発揮するのは、最近の映画だけではありません。かつて撮影されたフィルム映画でも、その色合いを再現できる「フィルム設定」があります。フィルムの種類によって異なる色を完全に再現しているため、昔懐かしい映画館の色を再現することもできます。

今回の視聴会で大きな話題となっていたのが、この「アナモフィック・レンズ」です。このレンズは、通常シネスコサイズの画面に投影すれば映像の上下がはみ出してしまうのを、ぴったり画面に合うように修正する機能があります。その結果、画素も無駄なく使うことができるため、「映像のフォーカスが全然違う」とお褒めの言葉が相次ぎました。

講演の後に行われた「キャリブレーション」も注目を浴びました。これは、長い期間に渡って使用して、色調が変わってしまったプロジェクターに行うもので、色やガンマ等のズレを修正します。長期間使いまわしているサンプル機でデモが行われ、色調の変化に驚きの声が上がりました。

講演の後もお客様から盛んに質問が上がり、にぎわいの絶えない視聴会となりました。