4月11日(土)12日(日) ELECTROCOMPANIET & PENAUDIO試聴会! |
講演の度に試聴室は埋まり、その後もお客様が絶えませんでした!
ご来店誠にありがとうございました。
今回登場したのは、ノルウェーのELECTROCOMPANIET とフィンランドのPENAUDIOの2社でした。ELECTROCOMPANIETは、42年の歴史を持つ老舗で、ハイエンド商品では真空管が全盛期の時代に、トランジスタ型で高音質のアンプを作ってみせたことで、世界的に注目されるようになりました。それ以来、数多くのオーディオ製品を世に送り出しており、今回はSACD/CDプレーヤー「EMC 1 MKIII」が発売することとなりました。その筺体は内部で数個の区画に分けられており、お互いに悪影響を及ぼさないように工夫してあります。また、CDの挿入口は、トップローディング方式を採用した他、振動対策も十分に施してあります。
PENAUDIOは、1999年に若きスピーカーデザイナー、サミ・ペンティラ氏によって設立されました。スピーカーの筺体は、一貫してフィンランドバーチの積層とMDFの合板が採用されており、唯一無二の深みがある、主張しないサウンドが生み出されています。今回発売となったCharismaは、一度は生産終了となったロングセラー商品で、再登場の熱い要望に応えて、新たなユニットを搭載して発売が決定しました。その小柄な筺体に見合わない、豊かな表現力が注目されています。
このオーディオシステムが再生を始めると、その表現力を遺憾なく発揮しました。弦楽器は弦の震えに張りがあり、管楽器は力強く音が飛び出してきます。ボーカルはまさに目の前で歌っているかのように、臨場感たっぷりに声が広がります。Charismaは小型であるにも関わらず、レナード・コーエンの渋い歌声を見事に表現していました。Sara S Signatureは、トップモデルらしい余裕あるサウンドを披露していました。大迫力のオーケストラから、静かな歌声まで、幅広く華麗に演奏する実力を見せつけていました!
今回は、ELECTROCOMPANIETからサプライズ商品も登場し、大きな話題を呼んでいました。
フリー試聴の時間帯でも、お客様のご質問が絶えず、「言葉では表せない音だ」等といったお褒めの言葉を頂きました。