感謝祭企画試聴会①~PENAUDIO&KUZMA&VITUS AUDIO試聴会~ |
うれしいことに大忙しでブログが止まっていてすみません。
本日のブログは、
創業90周年感謝祭の企画試聴会
「PENAUDIO&KUZMA&VITUS AUDIO試聴会」のご報告。
全体的な流れとしては昨今話題のアナログブランド KUZMA(クズマ)を中心とした試聴会となりました。
当店ではおなじみのKUZMAですが、
今回はセッティング論を掘り下げ、輸入元のシーエスフィールドが
スロベニアまで赴きフランツ・クズマ氏本人から伝授してもらった
セッティングのコツと理念等を惜しみなくお客様に解説していただけたこと。
KUZMAは確かに音楽が素晴らしいといつも評価を受ける。
S/Nが、音の諧調が、などオーディオ用語に頼らなくても
「音楽」をずーっと聞けるそんな豊かな音。
それは何故か。
他のアナログプレーヤーとはどこが違うのか。
今回の試聴会ではKUZMAの4POINTトーンアームを使って
色々な解説をしてもらいました。
KUZMAの特徴として挙げられるのは、
思う存分調整の楽しみを味わうことができること。
針圧調整はもちろんのこと、バイアス調整に加えアジマス調整、
VTA(高さ)調整の0.1mm単位の調節が可能であること。
それぞれの調整には意味がありますが、中でも、
スタイラスやカンチレバーの左右傾きの微調整ができるアジマス調整は、
音楽性の再現に大きく左右する調整とのこと。
単なるステレオイメージのバランス調整以上の違いが確認できました。
アジマス調整ができない製品は一見便利そうに見えますが、
調整を繰り返すことでどんどん音楽性を引き出していくKUZMAの楽しさは
未知の体験になるかもしれませんね。
なお、¥998,000(税別)のトーンアーム「4POINT」であれば、
VTA調整は針を落とし、音を鳴らしながら黒い丸いノブを回すだけで
調整可能なのも革新的な発明です。
しかも0.1mm以下の高さを変える場合でも、簡単かつ高い精密度で調整できます。
このVTA調整も非常に重要で空間表現などが大きく変化します。
やはりアナログはセッティング命です。
カートリッジごとに特性が違うので、それに合った調整が必要ということです。
そして、その調整の精度を高めるためにターンテーブルやトーンアームの剛性を
重要視しているとのこと。
試聴会は、KUZMA STABI S CSⅡ+4POINTにて
再生されましたが、
女性ボーカルからJAZZ、ROCK、ブルース、大編成のオーケストラ、
協奏曲などすべて試聴しましたが、
音の揺れがないこと、また倍音がとても多く、音楽の表情
(抑揚・滑らかさ・きめ細やかさ・強弱など)がとても気持ちが良かった。
お客様の反応としては、
まずは、電源部レス(コンセントに直接さすタイプ)の¥573,000(税別)
に注目が集まった。
まずは、一番ベーシックな状態から後に回転精度の高いパワーサプライを追加し、
その後プラッターを2枚組にしたり、ダブルアームにしたり、
トーンアームをSTOGI Sから4POINTに変えたり、
カートリッジやスタビライザーをいろいろ交換したりと、
どんどん自分好みに増やしていけるのが、楽しい!!と大好評でした。
KUZMA STABI S CSⅡもしくは4POINTはいつでもご試聴可能です!
ご来店お待ちいたしております!!!
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