お宅訪問記【KUZMA&Electrocompaniet】 |
納品セッティングさせていただいたのは、
KUZMA(クズマ)のアナログプレーヤー
「STABI S コンプリートシステムⅡと
Electrocompaniet(エレクトロコンパニエ)の
フォノイコライザー「ECP2」。
Y様は長年のオーディオファンで、
ご所有のLPは500枚、CDも300枚。
最近レコードプレーヤーとフォノイコライザーが壊れてしまい、
しばらく大好きなLPを聴いていらっしゃらなかったとのこと。
お話しを伺うと、Y様は音楽を聴くだけでなく、
音楽史やLPのドイツ盤・フランス盤など音の傾向なども、
詳しく勉強されている方だったため、
音質的にもご満足いただけて、長く使っても楽しめるプレーヤーを
ご提案したいと思い各メーカーのプレーヤーを何点かご提案。
音だけでなく形状・軽さ・材質・
モーターの回転正確性など、
色々な点から悩まれていらっしゃいましたが、
KUZMAの数ミリ単位までの調整が可能なところ、
例えばカートリッジの針の曲がりやLPの反りに左右されない点、
自分のセッティングの微調整を突き詰めることで
どこまでも良い音を追求できるところに
惹かれてご購入を決断されました。
またフォノイコライザーは、
北陸オーディオショウから気になっておられた
エレクトロコンパニエのECP2をご選択。
ECP2は音を出しながら、負荷を少しずつかけていくことができる製品で、
お好みで切り替えていける点、筐体のデザイン性、
音楽性豊かな点が魅力的だったとのこと。
さて、早速セッティングを終え、試聴開始。
いつもリファレンスで聴くモーツァルトのピアノ協奏曲。
Y様からは、
立体感、奥行き、滑らかさに驚かれ、
また、今まで聴いていた「アナログ」の世界がもっと奥深かったことに
気づかされましたと大変満足されていました。
私もお話しする中で、Y様のような曲の背景から感じ取れる歴史観や
音楽の世界観を身に感じながら聴く、深い聴きこみは、
大変勉強になり、色々教えていただけたことにとてもうれしく思っています。
ありがとうございました。
KUZMAにご興味のある方はこちらもチェックください。⇒
.