奇跡的！レコードの反り改善とリラクゼーションです！【AFI flat.（フラットドット）】

ドイツ製のレコードフラッター「Flat.（フラットドット）」

開くと赤くオシャレなこの製品。

反りを改善するだけじゃないのがこの製品のすごい所！

「リラクゼーション」機能もあるとのことですが、

どんな機能なのかじっくりとご紹介したいと思います。

AFI (Audio Fidelity Improvement) は2016年に設立された
ドイツの新ブランド。
代表のウルリッヒ・ケーテ氏は、物質科学の化学者かつ、
大のアナログファンであり、レコードの溝に
秘められた音の改善を3年の歳月をかけ研究されて
できあがったのが、この「Flat.フラットドット」。

レコードプレス時の冷却過程（通常は自然冷却）でビニール素材に不要なテンションが
かかるといいます。
これがいわゆるレコードの残留ストレスとなります。
フラットドットの特筆すべき点は、レコードをただフラットにするだけでなく、
リラクゼーション機能を使ってそのストレスを除去できる点。
当然反っていないレコードにもリラックス効果は充分に発揮します。
またスタンダードモードでは極めて均一に温度がゆっくり上昇し、
59度で一定時間温度が保たれ、また均一に温度を保ちながら徐々に冷却されます。
だいたい気温27度ぐらいの部屋では1枚4時間～5時間で終了いたします。
（終了はDONEと表示されます。）

操作方法は簡単。
開けると白いフェルトが2枚あり、それにLPを挟みます。
このおしゃれなマグネット式タッチペンで以下の3モードを選択し
操作します。

standardモード⇒目視できる反りや歪みを直す
relaxモード⇒残留ストレスを除去する
expertモード⇒温度や時間をマニュアル設定できる

よくある輸入盤LPの軽い反りはほぼstandardモード１回で直りますが、
強めの反りでも何回かかけると直る場合がほとんどです。
今回はものすごい強い反りのあるLP（冷却時のゆがみというよりは、
何か重たいものでも載せてあったのかと思うほどの
局部的にひどい凹みがあるもの）を発見したので、
expertモードで温度を60度に設定し、4時間行いました。

この動画をご覧ください！

※Facebookにリンクしていますが表示が少し遅いです。

フラット前：ターンテーブルに載せると1箇所ふわっとしています。
フラット後：反りが直っています（^^）

そして音楽再生。
針が飛ばず再生され、音溝をしっかりトレース！
嬉しいことに情報量が増え、微細な表現が浮き出てきましたし、
立体的、さらには奥にある楽器の位置関係までもわかる！！！
これがリラックス効果か！
ただ闇雲に熱でフラットにしたのではないことが伺えます。

「レコードの音溝をちゃんと針が拾ってくれること」は、本当に大切なことですよね！
しかもちゃんと化学者の視点から開発している点は納得と安心感をもたらしてくれますね。

新譜のレコードで同じ条件のものをJAZZボーカル、クラシックをご用意していますので、
是非一度ご試聴ください！

グリューミオのバイオリンは、リラクゼーション済みレコードでは、
弦が弓に触れる瞬間、倍音がさらに引き出されて、ボリュームも大きくなったように
感じるくらい素晴らしいものでした！

まずは比較！！！
ご来店お待ち致しております！！