お客様訪問記【Vitus Audio,Jorma Design,Solid Tech】

富山市のU様宅に納品に行ってきました。

日本に帰国され、自分に合ったオーディオシステムをと決意されたU様。

この数か月、当店スタッフと長年のU様のお好きな音を考慮に入れながら、

音質的にも性能的にも熟慮しながら１つ１つの機器選択を行いました。

ご所有のFM ACOUSTICS FM255プリアンプとFM411パワーアンプに、

今回導入したVITUS AUDIOのCDプレーヤーを

MAGNEPAN　MG1.7にて再生されています。

電源周りはJODELICAのTSSⅡコンセントにし、
AC LANDA SGⅡから電源タップに接続。

FM ACOUSTICSの電源ケーブルをJormaのAC LANDA RHⅡに仕様変更しています。
AC LANDA RHⅡのプラグ部は金、銀、銅、ロジウムの4層メッキとなっており、
クラシックなど細かな楽器の細部、情感などを気にされている方にはおすすめです。

電源をJormaにしたことで、もともとのFM Acousticの上品な音質に加え、
より一層絹のようなつややかで滑らかな音が引き立ったと思います。

インターコネクトはJorma DesignのDuality　XLRを追加。

スピーカーケーブルはすでにJormaのNO.2をご所有されおり、
No.2の後継機にあたるDualityと合わせられています。

やはりJormaの性能の高さでしょうか。
ヨルマデザインは味付けなく、色づけなく、
今所有のシステムの能力を最大限に引き出してくれるケーブルです。

Jormaのような、より自然なケーブルは、
他社から繋ぎ変えた時の一瞬で変わりばえがするようなケーブルではなく、
じっくり聴けば聴くほど、じわじわと人の心を音楽で揺らし、
感動させてくれる音だと確信しています。

コンポーネントを導入後、
所有の他社製オーディオラックのゆがみが気になられたご様子で、
今回スウェーデン製のSOLID TECH SOLO3段を2台をご検討。
U様と一緒に2台のラックの高さを調整。
1mたりともズレがないようしっかりと調整し、
SOLOの上段についている水準器でしっかりと
ど真ん中に来るように調整を行いました。
調整こそオーディオの命。
１つ１つのセッティングは当店にとっても重要なことで、
オーディオ歴の長いU様にとっては、当然のこと。
スタッフの私も改めてオーディオの深さを学ばさせていただきました。

早速試聴。
リファレンスにされているギター音源。
広がり感は、より試聴ポイントの近くまで広がり、
ギターの鳴り響いた後の余韻はとても心にじーんとくるような音でした。

また女性ボーカルも、ボーカルと楽器のバランス、
特に奥行き感のバランスがとても心地よい音になりました。

また以前から低域のなさが問題だった点は、解像度が上がり
とても聴きやすく重心も低くなって落ち着いた音になりました。

素晴らしいオーディオシステムで音楽に浸っていただけると嬉しく思います。
納品させていただきありがとうございました。