AGS ANKH導入記~HR様のケース~☆ その2 数㎝の拘り |
8月19日に当ブログでアップいたしました富山市在住HR様のAcoustic Grove System(以下AGS)導入記。

前回の序章に続くのは、お盆前に試聴を敢行、導入が決まった“ANKH Ⅵ”についての予定でした。
※AGS ANKHーⅥ>>
ところが特注色をご注文されたため納期がかかることに。
そんな待ち時間もHR様にとってはルームアコースティック探求の前向きなものになっています。
これまでは他社製ルームアコースティック材を多用していたオーディオルームの後面も、AGSに変える英断をされました!
ご注文頂いた数種類のANKHの入荷に時間がかかっています。
待ちきれないHR様はメーカーに在庫のあるANKH-Ⅳの一足早い導入を実施。
まずは天井と交わる壁面(コーナー)の処理をおこなうことになったのです。
本日の導入となったわけです。

取付にお伺いした今日のHR様の第一声。
「ANKHーⅣを天井面にぴったりつけて取り付けてください」
ご存知方もいらっしゃると思いますが、ANKH Ⅳは専用取付金具をます壁面に取り付けて、その金具にANKH Ⅳを取り付ける仕組み。
そうすると、天井面とANKHーⅣの間にはどうしても30㎜位の隙間ができるのです。
HR様は8月にANKH-Ⅳを専用取付金具でオーディオルーム前方のコーナーに設置、導入されて以来この“隙間”が気になり、取付金具を曲げて極力天井に近づけて試聴を繰り返し、「天井面にぴったりつけた方が良いというご自分なりの発見をされていらっしゃいました。
HR様の目指すJAZZの生々しいライヴ感は、この約3cmの違いでも大きく印象が変わるのです。

そこで“取付金具を使わずに壁面に取り付け”させて頂き、一聴してその効果に確信を持たれたHR様でした。
本格的な試聴はご注文の商品が揃ってから。
本日はここまでとなりました。
ルームアコースティック材も自分なりの使い方を模索して使いこなす。
頼りは自分の耳、です。
しかしこういう攻めのオーディオチューニングは堪らなく楽しいものですね☆