JVC DLA-X990Rの魅力を引き出す ~その1 ピクチャートーン~ |
新作の映画だけではなく旧作の4Kレストア盤でもUHDBDで発売されるようになってきました。
未知との遭遇、ブレードランナー、あるいはブルーレイ(以下BD)時代には視聴で多く使われてきたバットマンシリーズも発売となれば、UHDBD普及するかどうかゆっくり市場の動向を見てからとのんびり構えていた方もそろそろ自宅の映像システムの再構築をとお考えなのではないでしょうか。
DLA-X990RはUHDBD再生を真っ向から考えて設計された新製品です。
JVC製プロジェクターは、新製品になっても筐体を変えずに内部の回路を着実に進化させるところに凄さがあります。
正直、e-shiftを進化させて2017年に新製品を出すとは想像できなかった方も多いのではないでしょうか。
ましてや上位機DLA-Z1ではリアル4KのD-ILAデバイスを搭載したことから、DLA-X770Rの後継機は遂にリアル4Kパネル搭載ではないかと...。
そんな中でe-shiftを5世代目に進化させたe-shift5を搭載した衝撃の新製品DLA-X990R。
UHDBDが主役のシアターシーンの幕開けにふさわしいパフォーマンスを発揮できる実に豊富な機能を備えています。
ぜひ皆様に様々な機能の使いこなしをご紹介させて頂き共有したいと思っています。
ぜひご来店、ご体感をお薦めいたします☆
~ピクチャートーン ~
HDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツUHDBDの再生にはこの機能を使いこなしてみましょう。
UHDBDはコンテンツによって暗すぎると感じられることが多々あります。
そんなときにはピクチャートーンの値をプラス方向にあげて鑑賞しやすい輝度にすることができます。
さらに、暗部補正で暗い部分を階調性良く観えるようにしたり明部補正で明るい部分の細かな階調を出したりなど微調整も可能です。
そしてさらに上記の調整をアシストする機能がインフォメーション画面に追加されました。
DLA-X990Rのインフォメーション画面では、MaxCLL、MaxFALLといった、UHDBDのマスタリング情報を確認することができます。
出力するプレーヤーやUHDBDにもよりますが、コンテンツごとの「コンテンツの最大輝度」「フレームごとの平均最大輝度」を数字で確認することが可能です。
これを参考にしながら、ピクチャートーンを調整します。
ピクチャートーンの「0」の位置は90~120インチ(スクリーンゲイン1.0)で、
Max CLL1000nits/Max FALL400nitsを想定しています。
UHDBD再生を左右する「ピクチャートーン」調整。
ぜひ当店シタアールームでご体感ください(^^♪