8月12日。
富山市のG様リビングオーディオ&リビングシアター。
当店のお盆休み前ギリギリに納品させて頂きましたのはスフォルツァート DSP-Vela!
6月にヴィタスオーディオ RIー100を設置後、入荷待ちになっていたハイエンドネットワークプレーヤーとはDSP-Velaだったのです。
ここ数年、新製品が発表される時に楽しみなスフォルツァート製品のネーミングはネットワークオーディオの夢を込めて
設計製造された製品が奏でる音を象徴しているように思えて、オーディオシステムに繋ぐ前からどんな音楽が聴こえるのか
ワクワクする感覚を覚えます。
夜空に浮かぶ天の川のような流麗で美しい加工が施されたフロントパネルを持つ高級機Velaもまさしくその感覚を覚えるのには充分で、
これから目の前で再生される様々な音楽を待ちきれない気分で接続を完了しました。
広いリビングには私とG様の二人だけ。
音が流れない静かな空間でネットワークプレーヤーDSP-VelaとFidata HFAS1を接続するとき、G様のワクワク感もヒシヒシを伝わってきて
緊張感あふれる作業でした。
そして接続完了。
まずは肩慣らしでCDリッピング素材のMISIAのベスト。
6月にヴィタスオーディオ RI-100をさせて頂いた時の感動も凄かったのですが、それをはるかに上回る音に、ネットワークオーディオ中心
のG様宅にはやはりハイエンドなネットワークプレーヤーが必要だったと実感しました。
MISIAの声の伸びや微小な音から大きな音までの幅が拡大したことで音の躍動感が出ています。
その後、いよいよハイレゾ再生。
ステレオサウンド社のDSD11.2MHz素材を鳴らしてみました。
イシュトヴァン・ケルテス指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団によるドヴォルザーク新世界。
その前にFidata HFAS1にDSD11.2MHz素材BD-ROMのデータ移行を行いました。
そして再生!
この凄まじい音には私もG様も声を失うほど感動的でした!
目の前に展開されているのは音ではなく、まさしく生の音楽そのものなのです。
スピーカーB&W 802Diamondが目の前から消えて、そこにあるのは音楽だけ!
弱音から強い音まで強靭なダイナミックレンジと圧倒的な静けさのある音場に浮かび上がる楽器群。
もはや感動しかありません...。
ステレオサウンド社のDSD11.2MHz BD-ROM音源はスフォルツァートの為に存在している!
そう思うしかない、素晴らしい音楽再生でした☆