Paradigm PERSONA 7FとPersona Bを試聴しました。

6月のステレオサウンド誌211号にも大きく掲載されていますが、

PDNが取り扱うカナダ・トロントのブランドParadigm（パラダイム）から、

5月下旬にはPersona B（￥1,500,000ペア）を、

6月下旬はPersona7F（￥4,800,000ペア）を試聴させていただきました。

ホームページでも期間試聴のご案内をUPしていましたので、

すでに試聴されたお客様もいらっしゃると思います。

世界で400以上のオーディオアワードを獲得しているParadigm。

中でもPersona 7Fはパッシブスピーカーではフラグシップモデルにあたります。

（その上位9Fはアクティブタイプです。）

注目されているのは、99.9％のベリリウムをツイーターとミッドレンジに採用している点。

さらに下のユニットにカバーされてている「音響レンズ」は、

位相調整、時間調整、歪み低減、高直線性、出力アップが期待できるとのこと。

外すと音が変わるのか気になりましたが、

輸入元からは取り外しができないとのことで、

さらにこの音響レンズを含めての音作りであるとのことでした。

制作理念は、「憶測ではなく科学に基づいてスピーカーコンポーネントをカスタムデザインすること」であり、製造設計から組み立てまで、高度なテストラボを行っている点は、

スピーカーへの熱意を感じますね。

さらには外観。高級車を彷彿させるカラーとデザインはとても美しいです。

さて音の感想ですが、
今回は480万のスピーカーなので、見合ったコンポーネントとして、

VITUS AUDIOのCD（218万）プリメインSIA-025（450万）を選択し、

JORMA STATEMENTで試聴しました。

PERSONA 7Fに関しては、聴き疲れのない優しい音。透明感があり曲が明瞭で

低域部分の締まり具合ははっきりとしレスポンスが良く、沈み込みが深い。

高域部分は優しさに包まれる印象で余韻が美しい。

今までのスピーカーとはまた違った味わいが楽しめ、

様々なアンプ、CDPの良さを引き出してくれると思います。

PERSONA　Bは、ブックシェルフ型で上位機種同様透明感は良い。

軽くセッティングした場合だったとしても、落ち着きのある音なので、

雰囲気も優しく、女性ボーカルはすーっと伸びやかでかつ優しい表現力が耳触りがよく

気分も落ち着かせてくれるような印象。

PERSONA Bは只今2階試聴室にて、鳴らしております。

7月13日（土）～15日（月・祝）までは１Fにて鳴らす予定です。

ご興味のある方は是非ご試聴ください。

ご来店お待ちいたしております！！

クリアーサウンドイマイ HP

PDN Paradigm HP