audio-technicaの新製品OC9シリーズ5機種の一斉比較を行いました。
「OC9の筐体の形は同じで、筐体の色、針の種類を変えて欲しい」
とのお客様のご要望から誕生したこのシリーズ。
以下のレコードを使用し、幅広いジャンルで比較しました。
また使用した機種はaudio-technica AT-LP7を使用。LUXMAN L-590AXとJBL L-Classicにて再生しました。まずは、AT-OC9XEB ¥29,000税別
MCカートリッジ
アルミニウムカンチレバー 接合楕円針
ポップス向けで、エントリークラスの方が対象です。
AT-OC9XEN ¥45,000税別
MCカートリッジ
アルミニウム無垢楕円針
このクラスからセパレーションが良くなる印象。
低音が全体的に太い。
AT-OC9XML ¥70,000税別
MCカートリッジ
ボロンカンチレバー マイクロリニア針
全体的にまとまりが良く、
解像度が上がった印象。
声のビブラート、伸びやかさ、かすれ声など、はっきりと出てくる。
AT-OC9XSH ¥85,000税別
MCカートリッジ
ボロンカンチレバー シバタ針
滑らかさが加わり、ボーカルが前に出てくる印象。
余韻、クレッシェンド・デクレッシェンドが滑らかで美しい。
オーケストラ向き。
AT-OC9XSL ¥98,000税別
MCカートリッジ
ボロンカンチレバー
無垢特殊ラインコンタクト針
口元がはっきりとわかり細かな表現力が出る。
ダイナミックレンジが広く、
音の広がり、高さ、奥行きが明確で聴いていてとても心地良い。
曲のグラデーションが鮮やかでした。
カートリッジにご興味がある方は一度お問い合わせください!