CDプレーヤー(送り出し)からスピーカー(出口)まで
全てTAD製品での再生とあって、どんな音なのか
興味津々でご来店された方が多かった今回の試聴会。
新製品2機種、Evolutionシリーズ「ME-1」のパーツや
技術を踏襲し低域拡張したトールボーイスピーカーE1TXと
注目を集めているD級パワーアンプM1000が
北陸オーディオショウに引き続き再お披露目されました。
試聴方法は、CDとPCからのデータ音源から
プリアンプC2000、M1000を2台バイアンプで再生しました。
全体的な音の表現は、主旋律がクリアで前にはっきりと出て、
バイアンプだからこそ出せる左右の広がりや分離が良い印象。
また楽器1つ1つの締まりがあるのも特徴的だった。
JAZZではヴォーカルの艶っぽさ、ROCKでは楽器では弦楽器の表現力・
例えばギターのつま弾く感じなど、ライヴらしさがとても良かった。
パワーアンプの上位機種M2500MK2、1台での再生は、お客様からも高評価で
バイアンプ時よりは、すっきりしていて且つ力強さがあり、艶感が増す印象。
カスタネットなどの広域の鮮度が高くなる感じだった。
M2500MK2とM1000は内部は同じで筐体のみが違う製品ですが、
音を聴いて50万の差を確かに感じられた方も多かったのではないでしょうか。
解説してくださった技術部の川村さん曰く、
1筐体は、90kgのアルミの塊を一晩かけてけずりだすそうだ。
柔らかく削られやすい特性であるアルミだからこそ、
寸法の誤差がないように丁寧に丁寧に削っているという。
開発された製品の熱意が感じられるなとさらに良さを実感しました。
さらに注目度の高かったスピーカーE1TXのコンセプトとしては、
ME1の空間表現能力をさらに高める製品として開発。
音の一次・二次反射を意識し、開発された同軸ツイーター、
また特徴的なバスレフは、全方位ではなく前後方向にすることで
低域の音速の遅れを改善したとのこと。
JAZZやROCK好きな方は
「かなり好きな音だった」と嬉しそうに話されるお客様も!
TAD製品の魅力を堪能できた2日間となったのではないでしょうか。
試聴後の問い合わせとしては、
TADのオーディオボード、パワーアンプのお問い合わせをいただいております。
ご興味のある方は是非スタッフまでお声がけください!
展示導入しておりますME-1スピーカーのご試聴(ご予約ください)も可能です。
満員御礼でした。
ご来店ありがとうございました。