この1週間余り、納品前に動作確認や機能確認などをしているブルーレイプレーヤーがあります。
TASCAM BD-MP1!
今年1月に発表された業務用ブルーレイプレーヤーです。
JVC DLA-V7に接続して映像を視聴すると、そのナチュラルな映像はとても7万5000円(税別)とは思えない実力であることがわかりました。
大きな特徴のひとつは7.1chアナログマルチチャンネル出力を装備していることです。
今ではたいへん貴重になってしまいました「アナログマルチチャンネル音声出力」。
久々に使ってみました。
YAMAHA製AVプリアンプのマルチチャンネル入力に、BD-MP1のマルチチャンネル出力から6本(L/C/R/RR/RL/SW)のインターコネクトケーブルを接続します。
映像と同じく、この接続で出てくる音はまさしく「素のまま」なプレーンな音。
ブルーレイソフトの音を、そのまま、出力している印象です。
使い始めた時には、いまひとつ雑な印象の映像も、1日、2日、3日、と使っていくうちに滑らかで立体感ある映像になってきました。色合いが好印象で、くっきりして密度感のある絵を楽しめます。
ビコム社の沖縄モノのソフトが、プレーヤーの素性の良さを引き出してくれます。
花、空、水牛車、舗装されていない路面。
思わず見入ってしまいます。
ビコム社の沖縄モノはマルチチャンネル音声が丁寧に作られていることも特徴で、鮮やかな映像を一層引き立てます。
BD-MP1。
今では少なくなったブルーレイプレーヤーで、しかもマルチチャンネルアナログ音声出力搭載していることは大きな魅力。再生専用ブルーレイプレーヤーをお探しの方には、一度ご覧になることをお勧めします。
業務用である為、確実な操作性を意識した本体パネルのボタンや機能の数々があります。
ご家庭で使ってみるのも良いかと思います☆