1ヶ月前から準備&ご予約を承っていたヤマハ試聴会。
感染症対策(換気・アルコール消毒)をしながら、
3日間・全14クール3名様限定で開催させていただきました!
今回もYAMAHA製品の開発ヒストリーだけでなく、
音楽・録音・環境・セッティングに至るまで幅広く精通されている
ヤマハミュージックジャパンの井上さんに解説していただきました。
今回は各回3名様限定ということもあり、
あえて自宅のリスニングルームをイメージしやすい4畳半~6畳でセッティングを井上さんが行ってくださったので、自宅での環境と重なるところも多く試聴しやすかったとのお声を多く頂戴しております。
ラインナップは下記の通りでレコード中心で再生致しました。
NS-3000 新製品ブックシェルフスピーカー ¥900,000/ペア(税別)
※スタンド別売り¥200,000/ペア(税別)
GT-5000 レコードプレーヤー
C-5000 プリアンプ
M-5000 パワーアンプ
※ケーブルは全てJORMA PRIMEを使用
NS-3000の開発コンセプトは、
先に発売されているNS-5000シリーズのスケールダウン版では決してなく、16㎝ウーファーの小型でなければ表現できないエモーショナルな音を追求しており、チェロが形が見えるような再現性というより、演奏者の思いが伝わるところを開発目標とされています。
また、筐体は北海道の白樺でできており、
ピーク、ディップをネットワークで落とすのではなく、各ユニットの帯域を広くし、
ウーファーは10khまで素直に伸ばすことで広帯域フルレンジを目指しています。
試聴のLPは、特に印象深かった曲を数曲ご紹介。
ホリ―コール「テネシーワルツ」1993年録音。
広くないスタジオでパート録り。
ハーモニカの哀愁漂うような感じ、歌い手のエモーショナルさが聞き手に伝わってくる印象。
ISAO SUZUKI TRIO QUARTET「BLOW UP」1973年録音。
素晴らしいチェロの生々しい響きに感動。
当時録音したThree Blind Miceは楽器のかなり近いところで
マイクをたてていたこともあり楽器の繊細さや表現力はとても魅力的。
かなり録音も良く、演奏者からは好評だったようです。
今回GT5000(レコードプレーヤー)から紡ぎだされる音はとても素晴らしかったです。
GLENN GOULD「Thema &Variation1-5 From Goldberg Variations,BWV988」
スケール感ではなく、打鍵した音、
バンパーペダルを押していない響きをこのNS3000で体験してほしい曲。
NS-3000の魅力を堪能できる3日間となりました。
心を揺さぶられるスピーカー。是非ご体感ください。
当店では、YAMAHA製品5000シリーズは常設展示しております。
ご興味のある方は是非ご来店ください。