ここ数カ月ネットワークオーディオ業界では、HUBが話題にのぼっています。
今まで数メーカー(いずれも10万以下)を聴き比べさせていただいておりますが、いよいよ注目のDELA S10ネットワークスイッチ(定価¥600,000税別)を試聴させていただきました。ヘッドユニットは、100Mbps LAN ポートが4ポート、
1Gbps 対応が4ポート、光接続にも対応する SFP ポートも搭載。
ルーターやNASは、1GbpsまたはSPFポートへ接続、
ネットワークプレーヤーは100Mbps側に接続することを推奨としています。
今回はS100で試した光メディアコンバータDELA OP-100やSONOREでは試しておりませんので、ご興味のある方は店頭でスタッフにお声がけください。
リニア電源ユニットは、TAOC 社製鋳鉄インシュレータで三点支持された
2mm 厚鋼鈑シャーシ上にトロイダルトランスを搭載。
Neutrik 社製コネクタとオヤイデ電気の精密導体「102 SSC」、
金メッキDCジャックを採用した専用ケーブル(40cm)を介してヘッドユニットに電源を供給します。
音の感想としては、ボーカルが前に出て、全体の空間再生がとても鮮明になり透明感が出ますし、また低域はかなり出る印象でした。
さらに、電源の下にインシュレーターCold Ray Ceramicを使用すると、
副旋律の楽器の曇りが取れ、全体的にバランスがさらに良くなりました。
筐体は3点支持なのでやはり3点が一番良かったです。
4点も試してみましたが、違いは歴然でした。
その他、電源ケーブルもグレードを上げると効果的ですね。
ルーターはオーディオ専用のものが存在しないので、
かなりのノイズ発生源ですし、いずれオーディオ用は発売されることを
切に願っておりますが、HUBは、プレーヤーとルーター間のノイズを低減させることができるのでかなり期待できる製品だと思います。
HUBを追加してみませんか?
お問い合わせお待ちいたしております!