48Gbps対応のHDMIケーブル2機種です。
メタル線のHF-X-NCF/1.2m 定価21,780円(税込)
光ファイバーケーブルとα-導体のハイブリッドケーブルHF-A-NCX/3.0m 定価36,850円(税込)
どちらも価格を超えた衝撃的なパフォーマンスを発揮します。
厳選された良質な素材と、設計の良さが光る製品だと思います。
それを支える特殊素材NCF。HDMIケーブルにとって非常に重要なパーツであるコネクターなどに使われており、制振効果と正殿効果を、映像と音から、存分に感じ取ることができます。
当店シタアールームのプロジェクターはJVC DLA-V7 。
AVアンプはMARANTZ SR8015 。再生機はSONY BDZ-FBT4000です。
今回のFURUTECH HDMIケーブル視聴は、SONY BDZ-FBT4000 とMARANTZ SR8015 の間、つまり映像+音声伝送で試してみました。
HF-X-NCF/1.2mをご紹介いたします。
UHDブルーレイソフト再生で視聴しました。
まずはビコムのUHDブルーレイソフト 「宮古島」。
映像比較の見どころ(使いどころ)満載のディスクですが、ここでは東平安名崎のチャプターを使います。
背の高い草が風に揺れる立体的表現は、HF-X-NSFが基本的に高精細であることがわかります。
さらに色乗りが良く、草が活き活きリアルに見えてきます。
場面が変わって東平安名崎の海岸の岩肌をくっきりと映し出します。
空を見上げると青空にそっと浮かぶ雲のふわふわ感が自然でとても気持ちが良い絵です。輝度がアップする印象で、非常に抜けの良い映像なので、遠くの駐車場のバスまでもが見えますし、手前の道を歩くひとの影までに思わず目が行ってします。
色乗りの良さ、草木や岩肌などをくっきりはっきり表現。すごく積極的に映像を見せるケーブルです。
次に視聴したのは、ラ・ラ・ランド。
エマ・ストーン演じるミアと、ライアン・ゴズリングが根っからのジャズファンなセブを演じています。
ミアとセブがパーティー帰りの夜道を歩いて...その後、丘の上でダンスをするシーンを視聴しました。
まず驚かされるのは、道の端に並び駐車してある車のボディの輝き、そして反対側に目を向ければ夜道の脇の木々が暗くつぶれず、しっかりと階調を感じて見えること。
街灯のあかりもなんともリアルな輝き。
HDR(ハイダイナミックレンジ)を充分うまく表現できていると感じます。
その後ミアの黄色の服の色があざやかで揺れる生地がしっかり見て取れます。
一方、セブとミアが歩く道がはっきり質感がわかります。
静電気と電磁波防止の二重アルミ箔シールド。
NCF素材を使ったコネクターボディの制振対策。
これらのノイズ対策が映像のクリアさを引き出し、結果的に立体感や階調性のある映像を表現できているのだと思いました。
メイン導体は純銀コーティングμ-OFC。
この導体の素性が良く、映像と音の両方に良い結果が出ていると思うのは、色乗りの良い映像や、躍動感ある音が聴こえてくるからなのです。
このケーブルには方向性があります。
実は最初、逆につないでいて、間違いに気づいて繋ぎなおしたのですが、音が一変しました!
彫りが深く、セリフは適度に太く聴こえて、音に躍動感が現れました。
今週日曜日まで、当店シアタールームで、HF-X-NCF/1.2mを視聴できますので、ご興味のある方はぜひご来店ください☆
この後、光ファイバーケーブルとα-導体のハイブリッドケーブルHF-A-NCF/3.0mを試してみたのですが、その結果はまた別の機会にご紹介させて頂こうと思います。