世界で唯一の光カートリッジを製造している会社「DS AUDIO」。そのDS AUDIOから第3世代となる光カートリッジ「DS-W3」をスタッフ間でじっくりと試聴させていただきました。DS-W3詳細≫≫≫https://ds-audio.biz/products/935/
長年のオーディオファイルの方にとっては、50年前に東芝・シャープ・トリオ・ケンウッドなどから発売されていた、光源がランプだった光電式カートリッジを思い浮かべられるのではないでしょうか。
ランプによる大量の放熱が原因で、カートリッジのダンパーゴムの劣化につながり音質変化をもたらしてしまったため、市場から一時消えた製品ではありますが、昨今のLED登場により熱の問題も改善され、DS AUDIOによる新開発の技術によって光カートリッジが生まれ変わっています。
近年の主なハイエンドショウでの数多く紹介されたDS AUDIO製品は、今では世界中のオーディオファイルから支持を受け愛用されています。
光カートリッジとは何か。
レコード針を使用する点はMM・MCと同様ですが、違う点はMM・MCのように磁界の中でマグネットやコイルが振動し音楽信号を検出していますが、光カートリッジは、LEDとPD(太陽電池)を使い、カンチレバーに付いている遮光板が動くことによる影の変化(明るさの変化)を捉えることで、音楽信号を検出しています。
光カートリッジは明るさの変化を見るだけなので本体質量が軽い点や、マグネット・コイルのように磁気抵抗が一切発生しない点も、かなりの利点だと思います。数年前の発売当初に一度だけ試聴させていただきましたが、今回は第3世代となったこともあり、音質的にとても向上したと私は感じています。MC・MMカートリッジとはまた違った味わいを感じられ、聴いていて楽しく感じました。今回試聴したDS-W3はボロンカンチレバーにラインコンタクト針の組み合わせですが、全体的に、楽器の存在感・実在感があり肉厚な感じ。低域の音痩せがなく満足度も高い。また優しくのびやかに広がる空間表現も良いと思いました。ちなみに余談ですが、DS AUDIOのスタイラスクリーナーは、音質的にも透明感・解像度が良くなり当店ではかなり人気な商品です。
比較試聴もしておりますので、ご興味のある方は是非スタッフまでお声がけください。
(↑ 当店で使用使用しているスタイラスクリーナーST-50。私スタッフも配達時に持参しているほど気に入っている製品です。)
ご案内になりますが、
8月5日(土)6日(日)に当店初の「DS AUDIO試聴会」を開催予定です!!
詳細決定次第、またHPまたはブログでご案内させていただきます。乞うご期待ください。
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