「音楽」が聴こえてくるスピーカー YAMAHA NS-800A、NS-600A☆ |
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2024年 03月 31日
海外製とも国内製とも違う、ワンアンドオンリーな音を奏でるYAMAHAのスピーカー。
2月に発売になったばかりのNS-800A、NS-600Aはまさしく音楽の感動を伝える素晴らしいスピーカーでした。 期間限定試聴で約2週間、当店で鳴らしましたが、これほど別れが辛いスピーカーというのも久々だったような気がします! まずはNS-800Aから鳴らし始めました。 1階フロアで鳴らしていました。ネットワークCDプレーヤーはmarantz SACD30n、プリメインアンプはAccuphase E-4000で固定して鳴らしていました。時々Fidata HFAS1-S10(オーディオNAS)を使いCDリッピング音源やハイレゾ音源を再生も試してみました。 marantz SACD30nを使っていますので、Spotifyのストリーミング再生をする機会も多い1階フロア。 今回のNS-800Aの試聴もSpotifyの再生もかなりの時間試しました。というのも、思いもかけず良い音で、ご来店されたお客様も「これSpotifyの音ですか?」と尋ねられることも何度かあったほどです。 Spotifyを使うときはCDで昔からよく聴き込んだ音源から始めます。 タック・アンドレスのレックレス・プレシジョン。ウィンダムヒルレーベルの時代を超えたマスターピースともいっていいこのギターアルバムでは、ギターの弦を擦る指の音や減の弾ける音が艶やかで生々しく、通常1階フロアで聴く音よりも音の彫りが深くサウンドステージは広く...指板の上を動くタックアンドレスの指が見えるかのように音が鳴りました。 高野百合絵の「魂の歌」。 声楽では声の抑揚や伸びが凄くて、低音域から高音域...あるいは微弱な音から強い音...小さな音から大きな音まで、桁外れにシームレスにつながるのがこのうえなく魅惑的。ノイズフロアが低くて深遠なサウンドステージに美しい声がきりっと定位します。オーディオの音を聴いているというよりもただただ生の音楽に触れている...といっても過言ではない臨場感がここにあります。 NS-800AとNS-600Aの設計コンセプトにある各ユニットの音色の統一という言葉が頭に浮かぶ瞬間でした。 NS-5000のユニットに使われている、内部損失に優れている「ZYLON(ザイロン)」とピアノの響板にも使われている木材「スプルース」を混抄して造られる「ハーモニアスダイアフラム」をNS-2000に続き搭載されているのがNS-800AとNS-600A。ウーファーとトゥイーターに採用されています。 音質を考慮して決定されたシングルワイヤー仕様のスピーカー端子から高品質なパーツを採用されたネットワークを経てハーモニアスダイアフラムへ導かれた信号は、強靭に補強されチューニングされたエンクロージュアにマウントされている3㎝のトゥイーターと16㎝のウーファーを自由に躍動させているかの様です。 ちなみに、エンクロージュアはYAMAHAのピアノのような美しい仕上げで、上質な音の響きや余韻を導き出していると思います。なんと、YAMAHAのグランドピアノと同じ専用塗料と下地材を、研磨工程をなされているとのこと。世界中を見回してもこの価格でここまで入念なエンクロージュアの仕上げは無いと思います。 雰囲気をガラリと変えてOfficial髭男dism(以下ヒゲダン)の「運命」と「Editorial」♪ 運命ではなんといっても冒頭の電子的なドラムの音が聴きもの。 最初の音は2本のスピーカー奥の右から左へ。 次の音は右奥から左スピーカーへ斜めに打ち込まれます。この斜め方向になる音がスピーカーによっては客観的に聞こえたり、自分に迫るように聴こえるのですが、NS-800Aは派手に自分の左斜め手前まで迫ってくるようで感激です。 Editorialは、声と声をエフェクトしているような音が重なって、さらに空間をあまり感じることなく音そのものがせまってくるようなサウンドデザインがなされています。NS-800Aで聴くと自分の頭の中に音が入ってくるようなイメージで鳴り、歌詞が明確に心に突き刺さるような体験をできました。ファンがこの音を聴くときっと感涙モノではないかと思いました! ここまでNS-800Aが良すぎて、実はデモ機返却の2日前まではNS-800Aばかり鳴らしていました(^^; これほど感動してから下位機種を聴くことに積極的になれなかったのです。当店スタッフ間でもこのままNS-600Aは返そうかという声も出ておりました...ところが!実はNS-600Aは単なる下位機種ではなく、小ぶりなエンクロージュアに13㎝ウーファーを搭載(NS-800Aのウーファーは16㎝)し、NS-800Aのサウンドをややタイトにチューニングした別な魅力を持つ、全く別なスピーカーだったのです! 例えば高野百合絵の魂の歌。 NS-800Aと音色は共通するものの、NS-800Aの音が神々しい音、だとするとNS-600Aはもう少しカジュアルで付き合いやすい音、のような違いで、これはオーディオファイルによっての好みかと思います。 逆にロック系の音源では低域のタイトな感じが心地よく、全体的に非常にバランスよく聴こえる様が堪らなく魅力的でした。 思わぬ音に出会い、ちょうどご来店されていたお得意様と、Fidataを使って試聴してみました。 TOTOの99。 CDからのリッピング音源ですが、膨らむことなくことなくタイミングよく決まるドラムやリズミカルなベースラインに感動。次にイーグルスのホテルカリフォルニア192kHz/24bit音源も試してみました。 イントロの12弦ギターの音からツインリードの印象的なギターソロの最後まで、レコーディングスタジオで聴いているかのような生々しい音にすっかり感動しました。 NNS-800A、NS-600Aの音は、バンドのアンサンブルがはっきりと聴ける、まさしく生の、そこにある音、を聴いているかのようでした。 どんどん値上がりする傾向のある最近のオーディオ市場ですが、YAMAHA NS-800A(定価 550,000円/1ペア税込)とNS-600A(定価 396,000円/1ペア税込)は桁外れのコストパフォーマンスと言えます。 専用のスピーカースタンドも用意されています。SPS-800A(定価 132,000/1ペア税込) です。 SPS-800AはNS-800A,NS-600Aのどちらにも使えます。スピーカーの底面とスタンド上面を専用のボルトで固定できるのですが、スタンド上部は長孔になっており、ボルト挿入をやりやすくなっていて非常に簡単に取り付けできることもポイントです。 NS-800AとNS-600Aは、4月20日(土)、21日(日)開催のホクリクオーディオショウで試聴可能ですので、ぜひご来場いただき、聴いて頂きたいと思います☆
by csitoyama
| 2024-03-31 23:32
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