パブリック・シアター |
本業は住職。というわけで新住居の1階は町の方々、お子様が集まるパブリックな空間として設計を進められています。

「ジャムをするように家を創りたい」
その場の空気感を大切にして決まりごとを作らず、フリーな感覚で空間を創りたいとおっしゃるK様。創りたい空間は一般的な。。。いわゆる「ホームシアター」ではないのです。。。
K様曰く「パブリック・シアター」★
「ホームシアタ-」は多くの場合、自分や家族が主役。でもK様が考える空間は、自分以外が主役...。町の人や、友人、近所の子供たちが主役。スクリーンの高さひとつとっても、「自分が観やすい高さ」にするのではなく「子供たち」や「大人が寝転んでみる」ことを想定されているのです。
設計施工はオリスさん。K様は当店にもオリスさんへも、「ジャムをするような家創り」の趣旨を熱く語られた。「なんていうか...楽な感じ」「スノッブな感じ」などなどイメージはわかるものの、当店としてどのように映像と音をインストールするか悩み楽しみ、まさしくジャムっているところです。

機器のクオリティよりも重要なのは「空間のクオリティ」。高価なモノを並べるという意味ではない。重要なのはバランス。音と映像とドリンクとフーズ。灯りと香りの調和が取れた空間...。
そしてそこに人が集まる。
先日もミーティングは喧々諤々、10時(夜)まで及びました(当店営業時間=10:00~20:00)。でもこんな真剣に夢を語っていただけるとうれしいものです。
パブリック・シアター、春には完成予定です。。。
