SR9600で構築するホームシアター VOL.3★ |
i-LINK ケーブルはもちろんエソテリック<8N-6P/4Pi>を使っています。
ふとしたことから、CDの2ch音声の良いことに気がついたのです。エソテリックは以前からi-LINKの可能性(音が良い伝送手段であること)を説いているメーカーなので、これも不思議なことではないかもしれませんが...。
当店シアタールームでは、ヨルマデザインの<Jorma digital>を使っています。
エソテリック UX-3Pi とマランツ SR9600 の間に接続して、『CDとDVD』は<Jorma digital>で聴いているのです。

もしかすると、CDやDVDを聴くときは<Jorma digital>よりも<8N-6P/4Pi>の方がいいのでは?!双方、接続スタイルは違います。<Jorma digital>はコアキシャル、<8N-6P/4Pi>はi-LINK。単純なケーブル比較とは違います。

こんなディスクを聴いてみました→
レディオヘッド(=RADIOHEAD)/KID Aです。
<IDIOTEQUE> という曲を聴いてみました。。。
ボーカルはかなりの違いが出ました!
<8N-6P/4Pi>は、ボーカル以外の音(電気的な音ばかりですが)と一体となり、ボーカルも電子音のひとつのようなバランスで聴こえます。一方<Jorma digital>は、ボーカルがオーディオ的に目立ち、声の質感も伝わってきます。
音場表現も違いが出ました!
<Jorma digital>は、電気的に完璧に創られた音楽でありながらも、2本のスピーカー間に高さ、広さ、奥行きが感じられて、音は厚みがあります。音によってはスピーカーの外まで広がる感じです。
一方<8N-6P/4Pi>は、2本のスピーカー内で精密に整然とバランスされたように音が散らばり、すっきりとストイックな感じを受けます。
おそらく生音中心の音楽だとさらに違いがでそうでした。。。
<Jorma digital>のエモーショナルな表現の方が魅力的に感じます...が、皆さんはどのように感じられますでしょうか★