名機ナカミチDRAGON CD&DAC すっぴんな音★ |
当店は、かれこれ10年前くらいからダックスファームさんとお付き合いさせて頂いています。入善コスモホールがありクラシック音楽に熱心な入善町。コンサートチケットも扱うダックスファームさんは、店内にはいつも上質なクラシックが静かに流れています...。

アンプは、プリアンプがジェフ・ロウランド「コンソナンンス」、パワーアンプがモデル1。スピーカーはアバロン「アバター」です。
CDプレーヤーは、今となっては知る人ぞ知る「DRAGON CD&DAC」です!ニュートラルな音の見本であると言っても過言ではない、「本当にニュートラルな音=まさしく、すっぴんな音★」これがナカミチ ドラゴンCD&DACの特徴。加えて、「7連奏式ドライブメカニズム」は、お店で使うのにも持って来いの機能です。

DRAGON CD&DACは、写真のように3つの筐体になっておりまして、一番小さい筐体は電源部。残り2つの筐体がCDトランスポートとDAコンバーター。この2つの筐体は、なんとフロ-ティング式!。フロントに扉があるのがお分かりでしょうか。この扉をを開けてトランスポートメカニズム、あるいはDAコンバーターの基板を触ると、なんと動くんですよ。なぜかと言いますと、振動を吸収するのです。そしてさらに扉を閉めて筐体内を密閉状態にして空気の振動を無くすように造られているのです!

つまり基板が固定されていません。なので、輸送するときにはビスで基板をロック。このときは逆さにしてはいけません。車のオイル交換のように下からビスを入れるんです。ちなみに、輸送用ビスを外した後は、ビス穴から空気が入らないように、穴をふさぐ専用ビスもあるという、こだわりを貫いた設計です。
エソテリックのように、ディスクの振動を押さえる考え方がある一方で、「振動を出さない=筐体内部の空気のゆれを発生させない」ナカミチの考え方は、当時感心したものでした。。。

ドラゴンCD&DAC、#1000シリーズは、ナカミチの歴史的な製品だと思います。中古がでたら「即買い」するしかないですねー。興味のある方はお問い合わせください。
★今週水曜日(3月21日)、富山店は通常通り営業いたしますので、ご来店ください★